第23回市民検討委員会は3月23日(日)午前9時半から開かれました。終了は午後8時半、結構くたびれました。朝、開会の際に平林委員長が「今日の終了予定は正午で、午後から民有地についての相談を」とのお話をしたのですが、とんでもない話でした。ああ疲れた。
今回は委員会の報告を書く前に、委員会終了後にあったことから報告です。
委員会の終了を平林委員長が宣言したあと、高橋委員から発言があります、ということでアフター委員会が開始しました。私のブログを読んでくださっている方は高橋金一さんがコメント欄に書き込みをしていますのでご存知と思いますが、概ね以下のような発言をしました。
「3月21日夜、携帯に殺人予告の非通知電話が入った。警察に被害届けも出した。渡邊大三市議のe小金井市議会(こうは言ってませんが)の書き込みが原因と思う。渡邊市議は久保田のブログを見て書いたと言っている。渡邊市議だけではなく市議会に対して書き込みには注意するよう委員会として言ってほしい。(久保田とは名指ししませんでしたが)HPやブログに書き込むときは配慮するよう委員会でルールを作ってほしい」
数人の方から意見表明があり、次回委員会の冒頭で委員長が「言論を暴力で封殺するような行為は絶対に許せない」と発言することになりました。さすがに議会に対して市民検討委員会から申し入れをするという非常識なことにはなりませんでしたし、事実上、私に対するブログの書き方の制限につながる「ルール」も俎上に上がりませんでしたので、この件に関しては事実の報告だけにしておきます。
代わりに一般論ですが、会議等での私の基本的な考え方を書いておきます。
1、 意見の相違は必ず存在する(違う考えを否定してはいけない)
2、 暴力は絶対に許されない(徹底した話し合いをする)
3、 政策論争はしても個人の人格論争をしてはいけない(単なる喧嘩になってしまう)
4、 どんな場所での発言でも責任を持たなければならない(匿名とか秘密の会合でしか発言できないのなら公的な会合に参加してはいけない)
実は、20日の委員会の際にも終了間際に同様の発言(電話の件はなし)があったのですが敢えて書きませんでした。このときのやり取りには多少疑義がありますので、委員会の中での発言でしたので、正確を期すため会議録ができてから改めて委員会で発言の訂正と謝罪を求めるつもりでいます。
それでは第23回委員会の報告です。この日は3月の最終委員会なので以前からの確認どおり「候補地を数ヵ所」に絞り込まなければなりません。残っている公有地7ヵ所について一ヵ所づつ検討をしていくことになりました。最初に佐野委員から、これまでも数回の発言があった学校用地について持論の開陳があり、委員長が「不特定の場所なので、取りあえず置いておいて、あとで検討しましょう」。前にも書いたかもしれませんが、後刻の発言を含め簡単に紹介しておきます。
昭和51年当時市内に中学校は4校でした(現在は5校)。そのときの生徒数は3223人。平成26年の生徒数見込みは1944人。4割も生徒数で減っているのに学校数は5校。1校を減少させ、その用地を老朽化が目立っている小金井公園内の体育館の用地にし(建て替え)、その体育館用地他か小金井公園内の他の場所と交換して処理場を建てる、という考えはどうか、というものです。
主張されていることはよくわかりますし、その通りだと思います。数少ない市有地の有効活用を考えるととても魅力的な案だと思います。ただ、私たちの委員会はあと2~3ヶ月で場所を特定した答申を出さなければならないのです。5中学校のどこか、という答申を出せるかどうか、です。たとえそのような答申を出せたとしても数年以内に場所がキチンと決まり、建設に着手できるか、ということなのです。学校の特定と都との交渉とどちらが先になるかわかりませんが、生徒・保護者への説明と理解を求める作業には相当の時間がかかりますし、実際に廃止が決まっても移行期間が必要になります。
もともと市長や行政担当者がこのような先を見通した、計画的な発想を持っていれば今回のような問題は起きませんでした。今からそれをやれ、と言ってもいかにも遅すぎます。ただ傾聴に値する意見ですので、ぜひ今後の都との交渉のなかで、そのようは考え方もあるということを頭の中に入れて(条件の一つとして充分提案できる)対応してもらいたいと思います。
上水公園は担当から利用状況が出され、本来は公園として利用するとして国から借りているが実際は体育施設として9割使用している状況が説明されました。結局除外されたのですがその際にいろいろ興味深い意見や質問が出されました。
福島委員「このような施設を作るには何か捨てる覚悟が必要だ。焼却場の場所を探すよりもグランドを探すほうが可能性がある」
加藤委員「小金井公園は今サッカー場を作っている。さらに野球場の計画もある。代替地としてのグランドは可能ではないか」
横田委員「ごみ処理は収集運搬が非常に重要。ここは接道が難しい」
村越委員「ゴミ処理施設の上に運動場は作れないのか」
いずれに対しても市の答弁は、まるで可能性をつぶすのが役目であるかのように否定的でした。どうして「こうすれば可能性がある」と言えないんですかねえ?
運転試験場は武蔵野公園の敷地内でもあるので「武蔵野公園域」として1ヵ所で残す。ただし調節池と野球場は外す、ということになり数的には1ヵ所減りました。
もうひとつ除外されたのは栗山公園です。前回の報告にも書きましたので内容については追加するような新たな展開はなかったのですが、何かドサクサにまぎれて消えてしまったような感じです。ドサクサというのは、一通り検討が終わり、最後にではどれを残しどれを除外するかの確認をしましょうとなり、それぞれ意見を述べ、ではちょっと多いかもしれないけれど民有地の1ヵ所を入れて6ヵ所(上水公園を除外、武蔵野公園を1ヵ所にして)だから「数ヵ所」にはなるだろうから、とまとまりかけたら市長が「客観的に見て大丈夫なのか」などと余計なことを言って、もうひとつ減らそうと、栗山公園が除外されたからです。この辺のやり取りはあまり詳しくメモを取っていないので会議録が出たら確認してみてください。
問題は蛇の目跡地と二枚橋用地です。これまでもこの両地に関して、市が選んだ経過についてとか、それぞれの土地の歴史とかについては議論がありましたが、場所として処理場の適否の議論をしたことがなくほとんど初めて、という気がしました。
まず蛇の目です。加藤委員が「地下水保全会議で、この場所には水流があり、ゴミピットを掘ると分断してしまうから不適だと言っている」。佐野委員が「この土地は行政財産か、現在でも庁舎予定地になっているのではないか」。矢島委員が「市と議会のこの土地に関しての経過を」。橋詰委員「野放図なやり方だ。ここは学校も近い、スーパーへのお客も多い、交通量も多い」。加藤委員「都市計画マスタープランとの整合性がない」。私が最後に「この土地の取得地価を」。
それぞれ市長や副市長が答えましたが、いくつか明らかになったことを列挙すると、①この土地は行政財産(目的を持って取得している土地)、②現在も庁舎建設用地となっている、③平成12年3月市の方針として(南口開発を進めるために公共施設を入れる必要があったので)庁舎を武蔵小金井駅再開発第2地区に建設することを表明した、③議会は蛇の目跡地に庁舎建設すべきとの意思表示をしている、④法的には(都市計画上)庁舎建設場所(移転)については何も決まっていない⑤土地の取得単価は85万円/㎡、平成23年度までその支払いを続ける、などですが、市の態度はここでは一転して否定しないのです。まあ、提案している土地であるわけだから、なんでしょうけど「初めに蛇の目、二枚橋ありき」という姿勢はやめてほしいものです。これまでの委員会の議論を聞いていると、皆さんとにかくどこかを探さなくてはいけないと必死に議論をしています。もちろんそれぞれが「ここはダメ」という場所があって、それを前面に出している人もいますが、何が何でも蛇の目と二枚橋を前提に考えるのではなく、公平に議論をしています。ということを行政は判っているのでしょうかね。聞いていれば判ると思うのですが「聞く耳持たず」になっているのでしょうね。
最後は二枚橋です。最初に私が「調布市長と市議会は二枚橋を焼却場には使わせないと明言しているが、稲葉市長は可能性がある、と言い続けている。無駄な答申をするわけにはいかないから見通しをキチンとしてほしい」、福島委員「意思表明ではなくできるという見通しを」、加藤委員「検討委発足後調布市長とは何時話をしたのか」など、果たして二枚橋が候補地として可能性があるのかどうか、が議論の中心になりました。市長は「候補地として絞り込まれたら全力で交渉する」、ではいつから?という問いには三上部長が「この段階で絞込みをしたとして体外的に交渉をする」と明言。じゃあ、すぐ交渉を開始してくださいね。しているんですよね、もう(今日はもう委員会から1週間すぎていますから・・・・・・)
ここまでで公有地の議論は終了し、傍聴の皆さんにもお願いをして、民有地の1ヵ所についての取り扱いを議論するため秘密会になりました。また、新たな候補地ということで、新しい委員の公募を行うことが確認され、4月1日の市報に掲載し募集することが確認されました。
次回は4月5日、比較検討をするための一覧表を作成の条件、項目整理の確認からですが、当然2週間の交渉経過も報告があるのでしょうね。行政の皆さん。
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