34・35回市民検討委員会報告(あと1回で終了です)
答申は出してしまったので、前回も書きましたように「報告書」をどうまとめるのかが議論されています。関連した内容になっていますので2回分まとめて報告します。34回委員会の議論の前に、福島委員から「辞表」が出されました。内容は①自分の意見が全く他の委員に理解してもらえなかったこと、②行政が結果を誘導したように見受けられること、③これからの委員会は二枚橋を前提に進めるのだから発言すべき意見はもうない、といったものでした。そして、35回委員会で本人の意思が固く慰留することができなかった、という報告がされました。前回は欠席扱いでしたがこの日の委員会から委員数は1名減で28人となりました。
新聞報道がされた7月24日の二枚橋組合議会のことについて佐野委員、金山委員から、「この委員会が終わる前に議事録を出せ」、事務局が「小金井の期間ではなく他団体であり、無理は言えず時間的に難しい」、本木委員が「その会議録を見て何を議論するの?」というちょっと不可思議なやりとりがあって、私が市長に「とにかく現時点で所有していない土地を何とかしようとしているので、これからもこの議論は出てくるので、何があっても答申されたところに処理施設をつくるという決意と覚悟を示せ」、加藤委員が「24回委員会で市長は私の政治生命だけではなく市民全体の生活を考えて、と言ってるが、どうか」、市長はまあ、よく言えると思いますが、「私一人の政治生命なんてそんな大きいものではない、11万市民の生活をどう守るかのほうがはるかに大きなことだ」。そりゃあその通りでしょうけど、答申通りにいかなかったらこう言うんでしょう。「11万市民の生活が大事だから、他の場所にしました。ちっぽけな私の政治生命の事なんか考えてもしょうがない」。
三橋副委員長から報告書の骨子案について説明があり、ボリュームの議論があり、そして、報告書に付ける「付帯意見」というか「提言」というか、そういったものを全会一致で出せないだろうかということになり(それこそ全く異論なく)、4日までに事務局にそれぞれが届けることになり、35回では10名の方からの案が提出されました。そして今回は、次回の最終委員会に向け、おそらく三橋副委員長の労作であろう「報告書」案の提案があり、各委員がその報告書案についての追加・削除・修正の意見を14日までに提出することになっています。
33回以降の3回の委員会、答申を出した後の委員会であるにも関わらず、二枚橋一ヵ所答申はおかしい、との観点で発言する人がいます。さらに、答申についての付帯意見なら反対する、答申とは分けて出すのなら賛成すると佐野委員が言います。
理由は同じでないにしても、二枚橋一ヵ所答申に反対した委員は私も含め6名います。考え方を賛成に変えなさい、とは言えるわけありませんし、できるわけがありません。しかし結果は結果として受け止めなければならないと思うのです。私たちは答申を出すための委員になり、答申は既に出されてしまったのです。多数決で決定するにしても、結果の中にどれだけの反対意見を取り入れることができるかが少数意見の尊重であり、民主主義だと私は考えています。そのための付帯意見(提言)ではないか、だからこそ全会一致に意味がある、という意見を言いましたら、佐野委員が「久保田委員の言うのは、国会で法律などを決める場合で、それはすぐ施行されるものだからで、今回の諮問・答申は別だ」と言います。
答申に対して異論を表明している方々もいます。意見の表明ですからもちろん自由ですが、自分の主張だけが正しい、という言い方には違和感を覚えます。多数決というのは物事を決定するためのひとつの方法で、それが民主主義だとも言われています。ただ、その決定が「正義」なのか、間違いでないのかどうかはわかりません。その評価を下せるのは歴史(時間)であり、私たちは歴史を超える存在にはなりえません。自分の主張だけが正しい、という人は自分こそがその超越した存在なのだと言っていることになります。恐ろしくないですか?
何はともあれ、昨年6月10日から始まった市民検討委員会もあと1回(?)で終了です。
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