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2008年6月

32回市民検討委員会報告(二枚橋焼却場用地1ヵ所が答申されました)

答申をしました。二枚橋焼却場跡地選定して1ヵ所の答申です。

報告してきました通り、市民検討委員会委員がアンケートの回答を全員(正副委員長3名を除く26名)提出し、その集計が6月28日の朝資料として出されており、その結果は以下の通りでした。1.二枚橋焼却場用地、2.府中運転免許試験場(東八道路沿い)、3.小金井公園北西、4.小金井公園南西、5.小金井公園北東、6.府中運転免許試験場(武蔵野公園沿い)、7.武蔵野公園(試験場北隣接地)、8.ジャノメミシン工場跡地、という集計結果で、二枚橋焼却場用地を1位とした人が15人、府中運転免許試験場(東八道路沿い)を1位とした人が7人、小金井公園北西を1位とした人が3名いました。

複数答申にするのか、一ヵ所の答申にするのかの議論がありましたが話し合いの中で決めていこうと言うことになり、どうやって決めていくか、それぞれが考えを述べましたが、面白いことにこういう数字を出されるとかなりの人がそこに拘束されてしまいます。初めから、このアンケートは参考にするためで、一位を答申するという結論を出すためのものではないと確認をしていたにも関わらず「こういう結果がでたのだから二枚橋だ」と発言する人が続出でした。

さすがに最後(答申する前の)ですから皆さん発言するのですが、大勢は二枚橋1ヵ所答申で良いという意見。私は皆さんの意見を聞いてからと思っていたので、大体出揃ったところで提案をしました。「アンケートの結果は尊重しなければならない。場所的には二枚橋が最も適していると言う結果だと思う。しかし、アンケートの項目別の集計を見ても負担の公平性では二枚橋が最低点だ。これまでの二枚橋の方々からの陳情や主張を聞いていても全て焼却=排煙が原因の被害を訴えている。だからこそ適地であっても焼却をしない施設を二枚橋に建てるとの考え方に立てないだろうか。この委員会で処理方法を規定することはできないと確認はしているので二枚橋を非焼却で、焼却ならばもう1ヵ所という複数答申はできないだろうか」。

なぜか須藤委員が猛烈な反発をして「いまさら何を言っているんだ。3月23日だって、焼却と非焼却と言うことを今まで言わないでいて不見識だ」(ちょっと違うかもしれませんがこんな感じでした、何か琴線に触れたのでしょうかね?)。高橋委員はおまけで脅迫めいたことまで言ってくれました。「処理方式は次の委員会で決めることになっている。他の市に焼却でお願いしているのに(意味不明だが、こう言いました)。複数ならジャノメを復活させて4番目まで答申すべきだ(どうしてこんな発言ができるんでしょうねえ?)」

本木委員が私の主張も理解してくれて(もちろん賛成ではない)、「久保田委員はこの委員会で処理方法を決められないからということでの提案」と言ってくれました。優しいですね。冷静に聞いてくれればそんな無茶は言ってないつもりです。処理方法を決めろとは言ってないし、次の委員会の処理方法の判断を拘束するものではありません。複数の理由付けの問題だと思うのですが、なぜか過剰な反応が・・・・・・。

1ヵ所答申の主な理由は2ヵ所にすると力が分散する。1ヵ所に絞って全力で取り組むべきだ、というものです。きっと大部分の委員の方たちは市長や行政のメンバーが東京都に対してほとんど交渉しないだろうと見越しているんでしょうね。

最終的には多数決で確認することになり、「二枚橋を1ヵ所だけ答申する」ことの賛否を問うことになりました。結果は賛成17人、反対6人、欠席4人、正副委員長2人加わらず、で計29人。冒頭の結論になりました。

最後に、注目すべき意見をいくつか紹介しておきます。

中村委員「二枚橋は1万1千㎡で考えるのではなく、4100㎡で考え、非焼却なら地元の人にも納得してもらえるのではないでしょうか」

村山委員「僅差しかない状況で、そこまで点数で詰めて考えて良いのだろうか」

横田委員「4000㎡で何ができるのか普通に考えると焼却は無理、答申には他のオプションもあったと書いておいたほうが良い。過去の重み、負担の公平については別途考えるべき」

福島委員「結果はショック。これからも被害を受け続けるかと思うとたまらない」

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第31回市民検討委員会報告(評価表が配布されました。候補地の順位付けをします)

31回目の委員会報告です。結構あせっているのですが、明日の委員会の前に何とかこの分の報告をしておかなければと思い書いています。というのは、明日が評価表の集計が出る日で、それで決定するわけではないにしろ、順位まで出すわけですからそれまでのいきさつを結果が出てからお伝えするというわけにはいかないからです。

いつもの通り、出席者の確認と提出資料の説明があり、そのまま議事に入ろうとするのでまた私が「何回か前の約束で、東京都や調布市府中市との協議について冒頭で報告をすることになっていたはずだ」と、まるで意地悪婆さんのように言うと、三上部長が「6月17日、3市で協議をしたが意思決定の過程の話なので時期が来るまで公表できない。東京都とは協議していない」。市長が「6月2日の公園緑地部長名文書が都の考え方だと言われているのでそれ以上の話はない」。この言い方を聞いている限り、東京都とは交渉する気がないんだなあというやる気のなさだけが伝わってきます。武田さん、本当に気合で何とかなるって思うんですか?

評価表についての話に入ろうとするとまた佐野委員が「今日の段階で二枚橋の調布、府中の土地を貸してもらえるかどうかどっちなんだ」といつものパターンの質問。三上部長が「現時点で可否の判断はできない」。市長が「事前協議についてはOKをもらっている。3市がテーブルについている以上可能性があると思っている。行政が責任を持って実現をする覚悟を持って取り組む」というわかったようなわからないような答弁をしていました。

いくつか興味深い発言があったので紹介しておきます。末包委員が「調布市は焼却炉はダメと言っているがその他の施設ならどうなのか」。三上部長「先方が判断する話をこちらでどうこうは言えない」。そりゃあそうでしょ。その辺が落としどころで交渉するんだろうと想定していた部分をストレートに聞く末包さんの勇気(?)には感心します。横田委員が「4000㎡しかないからダメだと言うよりも、その面積で処理できる方法を考えるのもひとつの考え方だ」。お二人ともどこまでの意図を持っての発言かわかりませんが、とても示唆にとんだ言葉です。内心「うん、うん、あとで使える」。

本題に入るまで時間がかかるのはいつものことですが、とにかくこの日はどうやって評価表アンケートをするかがメインですから、それが決まるまで帰れません。決まったのは評価項目は16項目、重要度は0~3で最大32ポイントまで、評価も同じく0~3で集計はそれぞれ掛け合わせる、ということなんですが何と、重要度も評価も自由に付けてそれを事務局が変換をして同ポイントに合わせることもOKとなってしまったのです。面倒くさいことを・・・・。そもそも書いてきたものを全部打ち直すのも大変だろうなあ、と思っていたのですが、それをオーバーして評価した人のポイントは変換するための計算式も作らなければならないという、本当にご苦労様です。特にずうっととりまとめや作業のための整理をしてきた三橋副委員長には頭が下がります。正副委員長は参加しないということで計26名の評価表が明日出てきます。その結果を受けてどう決めるか、ですが、私なりの腹案は持っていますし何人かの方々にはお話もしてきたところですが、明日その主張ができる前提になるかどうか・・・・

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28~30回(2008.5.31/6.8/6.15)市民検討委員会報告。遅くなってしまいました。すみません。

 5月31日の28回委員会から毎週開催になっているのですが仕事の関係もあり報告書を作る時間がなく今回が3回分まとめての報告になります。既にこの後、31回目の委員会も22日に終了していますので、がんばって今週中には報告します。

1回づつ報告を書いているとその都度完了しているので、感覚としては判っていてもまとめて書こうと自分のメモや会議録をみてみると、特定の委員が繰り返して発言をしている、ということが大きいのですがいかに同じ事を繰り返し議論しているかがよくわかります。全員が公平な立場で自由に発言をする、という原則で進めてきたために、発言を制止できない、がために起こることですが、参加している者がうんざりしているくらいですから傍聴席で聞いている方たちにとっては「一体この委員会は何を議論しているんだ」と思われるのもやむを得ないことです。2名の方から6月8日の委員会を傍聴しての感想まじりの意見書(委員会批判)が提出されました。共通しているのは①委員会がまとまっていない、②特定の委員ばかりが発言している、③行政批判ばかりだ、ということですが、①③については、委員会を最初から傍聴するなり、会議録を全部読んでから言ってほしい、と思いますが、②については我々委員自身が心しておかなければならないことですが、実際目に余る発言、と言われても仕方がない状況があります。私自身もうんざりしているところです。

28回(5月31日)委員会は、前回の27回委員会でまとめた委員長提案の16項目の評価項目について整理したものを確認するところから始まりました。①土地利用の現状、②取得交渉相手、③敷地面積、④土地の形状・地質・気象等、⑤接道又は専用道路、⑥土地利用規制関連等、⑦建築上の規制条件等、⑧自然環境・埋蔵文化財、⑨周辺の住宅等の密集度、⑩周辺施設からの距離、⑪周辺の搬入道路の交通事情、⑫経済性、⑬他市との距離、⑭国分寺市との距離、⑮負担の公平性、⑯その他、という16項目です。

ただ、これらの項目をどう扱うか、結果としてどう評価するかを確認しないまま「評価の尺度」の議論をするものですから、それぞれが自分の思惑の下発言することになってしまいました。つまり、それぞれの項目が同列の扱いなら意図する場所に関連する項目をたくさん入れておいたほうが有利になりますし、扱い(重要度)の差があるのならあまり項目数に意味がないことになります。それを確認しないままそれぞれの項目について「尺度」、例えば、①については(案1)利用者がいるかいないか、(案2)利用者数によって判断する、(案3)利用者数だけではなく施設を建設することでどの程度利用者が困ることになるかなど質的な要素も考慮、の中でどの案を採用するか検討していくやり方を進めたので、これだけで丸々一日かかってしまいます。「尺度」はあくまで判断の基準で、その判断は個々人がするわけですから「尺度」を統一することにどれだけの意味があるのか、疑問を感じました。

この日は、東京都との交渉経過について、5月20日に都庁で面談した際のメモが文書で出てきましたが、「都立公園を廃止することは考えていない」したがって、議論する気はない、との内容。門前払いです。

29回(6月8日)は市から提出された資料を巡ってのひと悶着から始まりました。6月2日付けの東京都建設局公園緑地部長名で小金井市の深澤環境部長、三上ごみ施設担当部長に宛てたもので「6月1日付の市報に新焼却施設建設候補地に都立小金井公園、武蔵野公園区域があげられているが候補地とすることはできないので市報の訂正を求める」という文書で、三上部長が「こういう文書をもらった以上、市としては都立公園は不可能と判断した」と発言。市長は「都に都立公園の廃止はないと明言された。ひとつ認めたら他のケースも認めることになるので、ということだろう」。前回も書きましたが、私は、この問題は事務局レベルの交渉でまとまるとは思っていないので、市長に「あなたは政治家なんだから、どんな方法でも政治的に取りうる可能性のあることをした上でのことなのか」と聞いたところ、「私は政治的に動くのは好きではない。まず事務局で法律的なこととかを詰めて、積み上げの上で動きたい」との答弁。この人は本気で何とかしようと思っているのでしょうか。後で金山委員や成澤委員も言ってましたが、まるで初めから結論を決めていて、それ以外は委員会に言われたから一応動いておかなくては、と考えているみたいです。

威勢の良い人がいっぱいいて、特に武田委員は「全員一致して頑張れば可能だ。腹を吸えてやるべきだ。根性がない」。他にも「法律上は可能だ」「都の見解だ。検討委の見解は違っても良い」。超法規措置を取れないことはない」などなど・・・・・・。結論として市は「法的には可能、管理者の都がダメといっている以上困難と判断したが、委員会で判断すれば更に交渉することはやぶさかではない」。委員会としては、6日に市長が都へ行って、改めて副知事か建設局長に会えるよう要請してきたということもあり、疑問を持ちながらも、今ダメと判断することはできない、ということに。

議論の中で吉田委員が「この際、ゴミ箱に入れてある栗山公園と上水公園も復活させるべきだ」と主張しましたが結論が出ず、次回再検討することになりました。

比較評価表については若干の修正があり、個別の場所について情報を確認し、アンケート(この結果で決定としない、という意味で)を行う、その結果を参考にできる限り全会一致の結論をめざすことが確認されました。重要度と評価についてポイント制にするのか、○△×式にするのかはこれからの議論です。

最近一部委員から「それなら採決してもかまわない」といった発言がありますが、これは発言する人の心理を考えるとちょっと興味深いことです。概ねこの発言の場合は少数派と目される主張についてされています。決めるのならしょうがないが、私は反対だということを明確にしたい、ということでしょうが、こんなことを明確にしてどうするんだというようなところでも言います。評価表にこの項目を入れるか入れないか、評価の尺度にこれが取り入れられなければ、などということを多数決で決めることにどれほどの意味があるか、です。かねがね主張してきたことですが、多数決は最後の手段としてやむを得ないとは思いますが、この委員会の意義を考えると「最後」と言うのは場所の決定の時なのです。議論はお互いが理解し納得するためにしているのですから、違う意見の人には誠心誠意説得するべきで、自分の意見が多数派にならないからといって採決を主張するのは駄々っ子の言い分です。どうしても反対の意思を明確にしておきたいのなら、発言は自由にできますし、記録に残りますからそれで事足ります。

 30回目の委員会は6月15日9時半からでしたが、終了は夜9時になってしまいました。そして、今月中に結論を出すために2回委員会の開催を増やしたのですが、このままのペースではそれでも苦しいのではないかと最終日曜日の29日にもう1回追加し、今月は計5回の開催です。

 冒頭に前回話に出ていた、市長が都の建設局長か副知事に会えるよう申し入れをした結果の報告から始まりました。6月13日に建設局長に会って「公園内にごみ処理施設の建設は無理だ。都立公園は東京都全体の財産でもあり、東京都としても公園管理者としても同様の判断だ」と言われた、との報告。以前からの約束なのだから文書で出してほしいと言うと、「議事録で確認してもらえれば」などとグズグズ言って出しません。更に追求すると「議事録なら発言者の責任だが、文書にするとなると先方の発言は確認してからでなくては出せない」という、素晴らしい責任論を言うのです。そんな文書作成のルールがあるなんて全く知りませんでした。きっと小金井市だけは特別なルールなんでしょう。結局は“市の責任で文書を作成して提出する”ことになりました。

 前回よりも一歩進んで更に都立公園は難しいことになってきています。それを受けて吉田委員が前回の約束で栗山公園を復活させるかどうか検討しましょう、と発言。賛成は私も含め、自分の市の公園は比較検討もしないで除外して東京都に都立公園をお願いするのは理屈に合わないだろう、ということに集約され、反対論者は時間的制約と、村山委員の「今栗山を復活させたら都立公園をあきらめたと判断される可能性がある」に集約されます。発言者の人数でいうと互角だったのですが休憩の間に相談し、候補地決定後に市民や東京都への説明をきちんとするためにも比較検討をする、との確認をとって現状は復活させないと言うことで妥協しました。議事進行に協力した、というところです。

 午後は福島委員と佐野委員の「二枚橋不可能論」による市長追求がしばらくあり、その後比較評価表を評価情報と合わせてひとつずつ確認する作業に入り、これが延々とかかるんです。これを入れろ、入れない、何か意味があってのことならまだわかりますが、本当によくわからないところで頑張るのです。ペンディングになっていた「土地の取得交渉相手」の項目で二枚橋のところに※をつけて調布市長のや議会の発言を入れろというのです。これだけで怒鳴りあったりして30~40分かかるのですからたまりません。延々と時間がかかって、ようやく次回はアンケートを取る、ことについて確認をし終了しました。

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