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2008年3月

第23回市民検討委員会報告(候補地が5ヵ所に絞り込まれました、新委員の公募があります)

第23回市民検討委員会は3月23日(日)午前9時半から開かれました。終了は午後8時半、結構くたびれました。朝、開会の際に平林委員長が「今日の終了予定は正午で、午後から民有地についての相談を」とのお話をしたのですが、とんでもない話でした。ああ疲れた。

今回は委員会の報告を書く前に、委員会終了後にあったことから報告です。

委員会の終了を平林委員長が宣言したあと、高橋委員から発言があります、ということでアフター委員会が開始しました。私のブログを読んでくださっている方は高橋金一さんがコメント欄に書き込みをしていますのでご存知と思いますが、概ね以下のような発言をしました。

「3月21日夜、携帯に殺人予告の非通知電話が入った。警察に被害届けも出した。渡邊大三市議のe小金井市議会(こうは言ってませんが)の書き込みが原因と思う。渡邊市議は久保田のブログを見て書いたと言っている。渡邊市議だけではなく市議会に対して書き込みには注意するよう委員会として言ってほしい。(久保田とは名指ししませんでしたが)HPやブログに書き込むときは配慮するよう委員会でルールを作ってほしい」

数人の方から意見表明があり、次回委員会の冒頭で委員長が「言論を暴力で封殺するような行為は絶対に許せない」と発言することになりました。さすがに議会に対して市民検討委員会から申し入れをするという非常識なことにはなりませんでしたし、事実上、私に対するブログの書き方の制限につながる「ルール」も俎上に上がりませんでしたので、この件に関しては事実の報告だけにしておきます。

代わりに一般論ですが、会議等での私の基本的な考え方を書いておきます。

1、   意見の相違は必ず存在する(違う考えを否定してはいけない)

2、   暴力は絶対に許されない(徹底した話し合いをする)

3、   政策論争はしても個人の人格論争をしてはいけない(単なる喧嘩になってしまう)

4、   どんな場所での発言でも責任を持たなければならない(匿名とか秘密の会合でしか発言できないのなら公的な会合に参加してはいけない)

実は、20日の委員会の際にも終了間際に同様の発言(電話の件はなし)があったのですが敢えて書きませんでした。このときのやり取りには多少疑義がありますので、委員会の中での発言でしたので、正確を期すため会議録ができてから改めて委員会で発言の訂正と謝罪を求めるつもりでいます。

それでは第23回委員会の報告です。この日は3月の最終委員会なので以前からの確認どおり「候補地を数ヵ所」に絞り込まなければなりません。残っている公有地7ヵ所について一ヵ所づつ検討をしていくことになりました。最初に佐野委員から、これまでも数回の発言があった学校用地について持論の開陳があり、委員長が「不特定の場所なので、取りあえず置いておいて、あとで検討しましょう」。前にも書いたかもしれませんが、後刻の発言を含め簡単に紹介しておきます。

昭和51年当時市内に中学校は4校でした(現在は5校)。そのときの生徒数は3223人。平成26年の生徒数見込みは1944人。4割も生徒数で減っているのに学校数は5校。1校を減少させ、その用地を老朽化が目立っている小金井公園内の体育館の用地にし(建て替え)、その体育館用地他か小金井公園内の他の場所と交換して処理場を建てる、という考えはどうか、というものです。

主張されていることはよくわかりますし、その通りだと思います。数少ない市有地の有効活用を考えるととても魅力的な案だと思います。ただ、私たちの委員会はあと2~3ヶ月で場所を特定した答申を出さなければならないのです。5中学校のどこか、という答申を出せるかどうか、です。たとえそのような答申を出せたとしても数年以内に場所がキチンと決まり、建設に着手できるか、ということなのです。学校の特定と都との交渉とどちらが先になるかわかりませんが、生徒・保護者への説明と理解を求める作業には相当の時間がかかりますし、実際に廃止が決まっても移行期間が必要になります。

もともと市長や行政担当者がこのような先を見通した、計画的な発想を持っていれば今回のような問題は起きませんでした。今からそれをやれ、と言ってもいかにも遅すぎます。ただ傾聴に値する意見ですので、ぜひ今後の都との交渉のなかで、そのようは考え方もあるということを頭の中に入れて(条件の一つとして充分提案できる)対応してもらいたいと思います。

上水公園は担当から利用状況が出され、本来は公園として利用するとして国から借りているが実際は体育施設として9割使用している状況が説明されました。結局除外されたのですがその際にいろいろ興味深い意見や質問が出されました。

福島委員「このような施設を作るには何か捨てる覚悟が必要だ。焼却場の場所を探すよりもグランドを探すほうが可能性がある」

加藤委員「小金井公園は今サッカー場を作っている。さらに野球場の計画もある。代替地としてのグランドは可能ではないか」

横田委員「ごみ処理は収集運搬が非常に重要。ここは接道が難しい」

村越委員「ゴミ処理施設の上に運動場は作れないのか」

いずれに対しても市の答弁は、まるで可能性をつぶすのが役目であるかのように否定的でした。どうして「こうすれば可能性がある」と言えないんですかねえ?

運転試験場は武蔵野公園の敷地内でもあるので「武蔵野公園域」として1ヵ所で残す。ただし調節池と野球場は外す、ということになり数的には1ヵ所減りました。

もうひとつ除外されたのは栗山公園です。前回の報告にも書きましたので内容については追加するような新たな展開はなかったのですが、何かドサクサにまぎれて消えてしまったような感じです。ドサクサというのは、一通り検討が終わり、最後にではどれを残しどれを除外するかの確認をしましょうとなり、それぞれ意見を述べ、ではちょっと多いかもしれないけれど民有地の1ヵ所を入れて6ヵ所(上水公園を除外、武蔵野公園を1ヵ所にして)だから「数ヵ所」にはなるだろうから、とまとまりかけたら市長が「客観的に見て大丈夫なのか」などと余計なことを言って、もうひとつ減らそうと、栗山公園が除外されたからです。この辺のやり取りはあまり詳しくメモを取っていないので会議録が出たら確認してみてください。

問題は蛇の目跡地と二枚橋用地です。これまでもこの両地に関して、市が選んだ経過についてとか、それぞれの土地の歴史とかについては議論がありましたが、場所として処理場の適否の議論をしたことがなくほとんど初めて、という気がしました。

まず蛇の目です。加藤委員が「地下水保全会議で、この場所には水流があり、ゴミピットを掘ると分断してしまうから不適だと言っている」。佐野委員が「この土地は行政財産か、現在でも庁舎予定地になっているのではないか」。矢島委員が「市と議会のこの土地に関しての経過を」。橋詰委員「野放図なやり方だ。ここは学校も近い、スーパーへのお客も多い、交通量も多い」。加藤委員「都市計画マスタープランとの整合性がない」。私が最後に「この土地の取得地価を」。

それぞれ市長や副市長が答えましたが、いくつか明らかになったことを列挙すると、①この土地は行政財産(目的を持って取得している土地)、②現在も庁舎建設用地となっている、③平成12年3月市の方針として(南口開発を進めるために公共施設を入れる必要があったので)庁舎を武蔵小金井駅再開発第2地区に建設することを表明した、③議会は蛇の目跡地に庁舎建設すべきとの意思表示をしている、④法的には(都市計画上)庁舎建設場所(移転)については何も決まっていない⑤土地の取得単価は85万円/㎡、平成23年度までその支払いを続ける、などですが、市の態度はここでは一転して否定しないのです。まあ、提案している土地であるわけだから、なんでしょうけど「初めに蛇の目、二枚橋ありき」という姿勢はやめてほしいものです。これまでの委員会の議論を聞いていると、皆さんとにかくどこかを探さなくてはいけないと必死に議論をしています。もちろんそれぞれが「ここはダメ」という場所があって、それを前面に出している人もいますが、何が何でも蛇の目と二枚橋を前提に考えるのではなく、公平に議論をしています。ということを行政は判っているのでしょうかね。聞いていれば判ると思うのですが「聞く耳持たず」になっているのでしょうね。

最後は二枚橋です。最初に私が「調布市長と市議会は二枚橋を焼却場には使わせないと明言しているが、稲葉市長は可能性がある、と言い続けている。無駄な答申をするわけにはいかないから見通しをキチンとしてほしい」、福島委員「意思表明ではなくできるという見通しを」、加藤委員「検討委発足後調布市長とは何時話をしたのか」など、果たして二枚橋が候補地として可能性があるのかどうか、が議論の中心になりました。市長は「候補地として絞り込まれたら全力で交渉する」、ではいつから?という問いには三上部長が「この段階で絞込みをしたとして体外的に交渉をする」と明言。じゃあ、すぐ交渉を開始してくださいね。しているんですよね、もう(今日はもう委員会から1週間すぎていますから・・・・・・)

ここまでで公有地の議論は終了し、傍聴の皆さんにもお願いをして、民有地の1ヵ所についての取り扱いを議論するため秘密会になりました。また、新たな候補地ということで、新しい委員の公募を行うことが確認され、4月1日の市報に掲載し募集することが確認されました。

次回は4月5日、比較検討をするための一覧表を作成の条件、項目整理の確認からですが、当然2週間の交渉経過も報告があるのでしょうね。行政の皆さん。

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第22回委員会報告(公有地を11ヵ所から7ヶ所へ)

3月8日の市民検討委員会で急遽設定された3月15日と20日の委員会、そして以前から決まっていた23日の委員会、連続してあったので報告が遅れてしまいました。20日はもともと仕事関係の予定が入っていたので、正副委員長や市の担当の方には「1時間程度遅れます」と言っていたのですが、道路が込んでいたため大幅に遅れてしまい、5時から始まっていた委員会に到着したのは7時になってしまいました。

この日は公有地の絞込みをすることになっていたので、10ヵ所+α(上水公園)について順次検討をしていきました。私が到着したときは既に独立行政法人の3ヵ所と野川公園は除外になっており、武蔵野公園を検討しているところでした。野球場なら二枚橋と変わらない、と福島委員が発言、佐野委員が野川の調節池での自然再生事業の取り組みについて説明し、除外すべきだと言う主張をします。敷地としては武蔵野公園内にあるものの運転免許試験場は別扱いになってカウントされています。自然再生事業のエリアやその法的な解釈について確認の必要があるとの事でこの日は保留に。次に栗山公園ですが、武田委員がとにかくこの土地は除外するべきだとの論陣を張り、加藤委員はこの場所と蛇の目跡地はほぼ条件が同じだ、栗山公園が除外されるなら蛇の目も除外されるべきだと主張します。私は、これまでの論議の経過を考えるなら、議論をし、大方の合意が得られるものを除外するというやり方でやってきたのだから合意が得られない以上残しておいて、今後の比較考量の中で(公平・公正で客観的な理由がつくなら)削除すればいい、と主張し結局この日は残留。私は栗山公園が良い、なんて微塵も考えていませんが、このときの除外を主張する人たちの理由が、取得の経過とか、利用する人が多いとか、他に代わりがない、といったものなのでここを除外すべき客観的な説得力がない、と感じたのです。細かな項目の比較をすれば間違いなく除外されると確信をしていますので今除外すべきではないと思ったのです。あとから、東小金井商店街の方に、まるでお前が栗山公園を処理場にしたがっているように見えた、と文句を言われましたが、どう思われようと自分の信じた主張をするのがこの委員会にいる理由だと考えるしかありません。

上水公園については、道路幅とか、現況の利用状況とか確認すべきことも多いので次回の検討に回す、ということで結局この日は、野川公園と独立行政法人の3ヵ所を除外、対象地として7箇所を残すことを確認して終了しました。タイトルだけ見ると、20回報告で7ヵ所になっているのにどうして11から7なんだ、と思われるかもしれませんが、間違いではなくカウントの仕方なんでツッコミを入れないで下さい。

23日の第23回の委員会についてまとめて報告のつもりでしたが、長くなりそうなので今日はこちらの分だけにして、明日23回の報告をします。

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第21回市民検討委員会報告(候補対象地を民有地は1ヵ所に絞りました)

第21回市民検討委員会が急遽設定された3月15日に開かれました。この日は民有地についての検討ですので19回(2月23日)に引き続き秘密会です。その19回市民検討委員会の会議録がようやくできてきましたので、そちらの方も含めて報告します。と言っても、場所を特定できる表現がダメなのはそのままですので、」差し支えのない範囲で、ということになりますがご了承ください。

19回は6000㎡以上の民有地として9ヵ所が挙げられました。それぞれ順に検討していきましたが、現に使用している建設物があったりということで3ヵ所が対象からはずされ、残り6ヵ所について市が確認作業を行う、ということになりました。その確認作業の報告を受け、21回委員会では最終的に1ヵ所だけ対象地として残すことになりました。

このときに議論になったのは、確認作業をする、ということに対して、「そんな失礼なことはダメだ、風評被害が出たらどう責任を取るんだ」という意見と「聞きに行くだけでどうして風評被害がでるんだ、確認しないでどうやって判断するんだ」との意見があり、確認をしないで除外しろという」強硬論者は本木委員、高橋委員の2人、確認しろというのが私や矢島委員、加藤委員、細谷委員など。

村山委員がこの議論を聞いての意見ということで「土地は私有財産であり、勝手にあれこれは言えないけれど、土地の利用の仕方で周辺にプラスであれマイナスであれ影響を与えるということもある。そういう意味で大きな規模の土地の計画的な利用に関しては行政も関わる訳で、今土地利用の継続の意志を確認するのはそんなにおかしな話ではない」と発言。この言葉に要約されていますが、この処理場建設問題に関して何を優先するか、しなければならないのか、と言う視点が本木委員も高橋委員も欠落しています。口を開けば「この委員会は大変な役割を担っている」と言いながら、その大変な役割を果たすために市民にどう説明をするのかとの発想がありません。風評被害の恐れがあるから大きな土地を持っている個人や法人、団体に対しては何も聞かないで除外しました、なんて説明ができるのでしょうか?風評被害、風評被害と言うけれど一体何をもって被害といえるのかわからないわけですし、矢島委員が言われたように、市がジャノメ跡地を候補地と挙げたことで風評被害が出ているのではないかというお話のほうがよっぽど説得力があります。

21回の委員会でもある場所について三上部長が確認作業をする中で「直接聞きにきた委員の人がいて困る、営業妨害だ」「損害がでたら賠償請求する」と言われたケースもあったと発言したので、高橋委員が鬼の首を取ったように「だから私が言っていたんだ。訴えられる可能性がある、誰が責任を取るんだ、委員長に聞きたい」と発言。平林委員長もそんなの無視すれば良いと思うのですが生真面目に「私が答える立場ではないと思うが、各々の委員の自覚の問題で迷惑のかからないようにするしかない」。その通りです。三上部長も確認もしないで「委員」など言うからややこしくなってしまう。秘密会を更に休憩をして、録音を止め、ぐちゃぐちゃと意見が出て、結論は「今後、お互いに充分注意して」。

委員会の終了後、候補対象地として挙がっている場所の視察に行くことになっていましたので、北部の小金井公園からぐるっと廻りました。ジャノメ跡地では住民の皆さんが「ここには市役所を」「処理施設NO!」などの手作りのプラカードを持って委員たちを歓迎(?!)してくれましたが、製作に相当時間がかかったのでは、と思われる力作もあり、改めて、どうしてもここに焼却場なんて建てるわけにはいかないとの思いを新たにしました。本当にご苦労様でした。ここでも高橋委員がその人たちに何を言ったか聞き取れませんでしたが大きな声で怒鳴ったりしていて、困った人だなあ、とみんな横目で見ていました。

本木委員はバスに戻ってから「あんなことをするなら、もうジャノメに決まりだ」と放言。この人は自分の家の隣に焼却場を建てると言われたら何と言うのでしょ?

次回は3月20日の祝日夕方5時からです。私は若干遅れてしまいます。この日、見て廻った公有地の絞込みの予定です。

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第20回市民検討委員会報告(公有地が7ヵ所に絞り込まれました)

回を数えること20回。今回は公有地の絞込みです。最初に、前回の民有地についての会議録が「どこをスミ塗りするかが手間取っており、まだ」ということで、会議録の確認はなし。

委員長から、今日の委員会は13時頃を目処に、来週の土曜日、15日に民有地の絞込み(秘密会になります)と候補と候補の見学をしたい旨提案があり了承され、議論に入りました。

三橋副委員長から、前回候補地候補として挙げられた15箇所(中間処理場は民有地と混在しているため提案者から取り下げられました)について、議論をしやすくするために①前回(第18回)で将来計画の確認が取れないため保留になっている検討対象地、②上屋や計画はあるが確認すべき事項等が出ている検討対象地、③土地の形状、道路付けなどから建設困難と思われる検討対象地、④その他にグループ分けし、順番に議論してはどうかとの提案がされました。

この提案に沿って①情報通信研究機構と東京農工大学のふたつについての議論から始まりました。噂では電話で問い合わせをした、という話もあり心配していましたが、いずれも担当課長と部長で訪問し、話をしているみたいなのでちょっと安心しました。ともに「将来にわたって移転とか売却の計画はない」とのことでした、との話なので「一体何をどういう風に聞いたのか」と聞くと「市民検討委員会の設置の経過から話をし、ゴミ処理場の可能性を聞いた」。

普通に「あなたのところの敷地にごみ処理場を作らせてもらえませんか」と聞いて、「どうぞどうぞ」と言うわけもないと思うので、質問をしたのですが、どうも行政の方はピントがズレているみたいで、理解してくれません。もうひとつの独立行政法人である学芸大学にしてもそうなのですが、事前に敷地の中に空地があるかどうか(福島委員が、外から見ても情報通信研究機構は大きな空地がある、と言ったことに対して知らなかった、と答弁)も調べずに行き、ただ移転の計画とか聞いたって先方にすれば「何をしに来たのだろう?」となってしまいます。

佐野委員が「農工大に行くのなら、持っている先端技術を活かして行政や市民と協働で新しいゴミ処理の研究開発ができないかといった提案をする気持ちでいかなければ」。もっともなのですが、本木委員が「研究開発は将来の話でいま、場所をどうするという話をしている時に意味はない」などとの意見をぶつけられ、佐野委員もおとなしく「将来の話で良い」といってしまったので、アレアレ・・・・。佐野さん自信が、これまで言ってたように、非焼却では全量処理できないと思っているからこんなことに落ち着いてしまいます。まあ、農工大には実際問題空地がありませんのでしょうがないのですが、もう少し頑張ればいいのに、と聞いていました。

要は、どのような可能性を話の中で見出せるかなのですが、行政のほうにはもともとそんな発想がないので、子どもの使いのようなやり取りに終わってしまうのです。いくつかの段階があるはずで、ア)BESTは1万㎡程度の空地があり、焼却でも何でも処理施設OK、イ)焼却施設ならNO,非焼却ならYES、ウ)全量規模は無理だがある程度のものならOK、エ)全てダメ、など大きく分けてもこれくらいの段階はあります。直接には全量処理施設の場所探しをしているのですからそんなことは関係ない、と思っているのかもしれませんが、いまの小金井市の状況を考えるとエ)以外は協力を求める、可能性を探る話をする、という姿勢が求められると思うのです。大きな施設は無理でも「そういうことならこの程度の協力は検討しましょう」と言ってもらえたら小金井市にとって大きな収穫ではないのですか?現状を何とかしよう、広域支援で無理をお願いしている皆さんへの負担を減らそう、そんな熱意が感じられないのです。

こっちのほうが大問題と思われる話もありました。加藤委員が「2月末の新聞報道で、“柳泉園組合があと2年しか小金井のゴミを受け入れないことを決定”となっていたが、市長は同じブロックの柳泉園がダメになったら他のところもダメになってしまう、と言っていた。ではあと2年経ったらどこも受け入れてくれなくなるのではないのか」と聞いたことに、市長は、「22年4月以降は場所を決め、処理方法を決め、実施計画を作る、その段階で新しい広域支援をお願いする」。加藤委員「今の仕組みでできるのか」。市長「現段階では難しいが、都も含め相談する」。

なんと無計画な、行き当たりばったりのやり方なんでしょう。こういう姿勢が現在の状況を招いているという反省も認識も全くないと言わざるを得ません。本当に2年後どうなるのでしょう?

とにもかくにも場所を決めなくてはなりません。①の2箇所については議論の中で高橋委員が「市の環境基本条例を作ったメンバーの一人として(余計なことを言う人だ、環境を守ろうという人がどうして焼却を進めるんだ・・・・と、これは私の内心のブツブツ・・・)この独立行政法人の3箇所は(今の議論に学芸大は入ってない!)環境を考えても無理だから対象地から外せ」という理屈にならない理屈で無茶を言っていましたが、村山委員が冷静に「市民にキチンと説明をするにはそのための根拠となるものが必要だし、それは確認すべきだ」との意見を言い、一時保留にして、再度可能性の確認をすることになりました。

次は、②の公務員住宅、府中運転試験場、梶野広場、東小金井貨物駅跡地、学芸大学、5箇所です。公務員住宅は国の立替計画が文書で示されたことで除外、運転試験場については、敷地として武蔵野公園に含まれるし、提案されている内容(2輪車コースの移転等)も公園に関係するので、そちらに含んで検討することになり、梶野広場、東小金井貨物駅跡地は議論があったものの除外、学芸大については丁寧に説明がされている文書が提出されましたが、更に検討、要請の余地があるということで保留になりました。

③の野川公園、浴恩館公園は、浴恩館公園については道路幅が狭すぎることで除外、野川公園の議論の際には、佐野委員から野川第一・第二調整池地区の自然再生事業について資料をもとに説明があり、周辺一体が対象地区になっているので除外すべきと言う意見がありましたが、調整池まで候補地にすることはないにしろ、武蔵野公園まで含めて全て除外はできないということで対象地に残りました。もう一箇所、委員提案の東八道路上、下、との案は提案者合意で除外されました。

結果的に対象地として残っているのは

     小金井公園

     野川公園

     武蔵野公園

     栗山公園

     ジャノメ工場跡地

     学芸大学

     二枚橋焼却場用地

の7箇所と独法の2箇所が保留になっています。

 注目なのは、福島委員が資料を提出し、行政がこれまで言ってきた“公園は500メートル以内に代替地を作らなければ廃止できない」と言ってきたことを覆したことです。行政が根拠として言っていたのは都市公園法16条の2項だったのですが、1項には公益上特別の必要がある場合は廃止できる、となっていることを指摘し、国土交通省の都市公園法運用指針で「土地収用法4条に規定する程度の特別の必要が求められるもの」となっていること、土地収用法4条には一般廃棄物処理施設が提示されていることをあげ、行政に見解を求め、「代替地は必要ない」と答弁させたのです。これまでもこの16条1項についての指摘はあったのですが、その先まで整理し、追及したのは初めてで、福島さんに拍手、です。だから、以前除外になった上水公園も復活すべきと福島さんは主張したのですが、全体の合意を得るまでは至らず、検討事項として中途半端に残りました。

 次回は緊急に、冒頭に書きましたように3月15日、民有地について検討し、候補対象地の見学、予備日として3月20日(17時開会)を決めました。

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